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ソーホーのチャイナタウンを歩く、レスタースクエアガーデン、最近見かけるトゥクトゥク

ロンドン ソーホー チャイナタウン

知人が日本のカレーを食べたいと言うので、ロンドンのココイチで一緒に食事をしました。その後、SOHOのチャイナタウンを散歩することにしました。
ソーホー(Soho)はロンドンのウェストエンドに位置し、多文化的な雰囲気とエンターテインメントの中心地として知られるエリアです。以前から「ソーホー」という名前の由来が気になっていましたが、ちょっと調べてみると、古い狩猟の叫び声に由来しているそうです。16世紀、このエリアはヘンリー8世の王立公園(狩猟場)として利用され、「ソーホー」という言葉は狩猟犬に警告を与えるための呼び声だったとか。それが地域名として定着したそうです。

17世紀後半には貴族たちの間で流行の居住地となり、18世紀にはフランスのユグノー移民が移り住んで職人文化がもたらされました。19世紀には劇場や音楽ホールが集まり、ナイトライフの拠点として発展。現在では、トレンディな劇場やライブハウス、ナイトクラブ、多国籍なレストランが立ち並ぶエリアです。

目次

SOHOのチャイナタウンを歩く

ココイチの前には列ができており、私の前に並んでいた人が「もう20分ぐらい待っている」と教えてくれました。目的はカレーだったし、ココイチを待ち合わせ場所にしていたところ、言い出しっぺの知人が少し遅れていたため待つことにしました。

実は私はココイチで食事をするのは初めてで、日本の店舗にも行ったことがありませんでした。ほどなくして知人が到着し、私たちの順番が近くなったので店員さんが外までオーダーを取りに来てくれました。メニューを見ると、注文方法がいたってシンプルで、自分好みにアレンジできる点が良いシステムだと思いました。

ガイ・フォークスと日本の甘味

食事が終わると、私たちはソーホーに向けて歩き出しました。夕食の時間帯ということもあり、ソーホーは混雑していました。
同行した知人は人混みが苦手なタイプですが、私は人々の活気や観光客の浮かれた雰囲気が好きなので、カレーにつき合ったお返しとして一緒に歩いてもらいました。
訪れたのは夜の8時半頃で、夏のイギリスは10時頃まで明るいのが特徴です。

途中、ガイ・フォークスのマスクをつけたプロテスター(抗議者)もしくはアクティヴィスト(活動家)が向こう側から歩いてきました。彼は「Free Assange(ジュリアン・アサンジを解放せよ)」と、書かれたプラカードを持っていました。

ジュリアン・アサンジの動向は気になっていたし、映画「Vフォー・ヴェンデッタ」を最近観たばかりだったこともあり、私が感動した面持ちで写真を撮るつもりでカメラの電源を入れていたら、それを察してくれて快く立ち止まってくれた。ありがたい体験でした。
(追記:ジュリアン・アサンジ氏は2024年6月24日にイギリスのベルマーシュ刑務所から釈放されています)

ロンドン ソーホー チャイナタウン ガイ・フォークス

最近、抹茶や日本の甘味を扱うお店が増えています。嬉しい限りです。
抹茶のミルフィーユケーキとたい焼きをデザートに購入しました。

ハリー・ポッターの「フォード・アングリア 105E デラックス」

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Legoをする年齢でもないのですが、Legoショップに入ってみました。
「Legoをする年齢でも・・・」と言ったのを撤回すべきなぐらい、精巧に組み立てられたレゴ作品が所狭しと並んでいました。

ロンドンならではのビッグベンやシェイクスピア(笑)が展示されている中で、特に多く展示されていたのがハリーポッター関連の作品でした。その中には、ハリーとロンがホグワーツまで乗っていった車「フォード・アングリア 105E デラックス」もあり、人が乗れるほどの大きさで見事に再現されていました。

フォードだけ写真に収めるつもりだったのに、ハリーポッター関連の展示がこれほど多いとつい他の作品も撮ってしまいました。

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ほんとに蛇みたい・・・

レスター スクエア ガーデンでのハリーポッター、パディントン・ベア

レスター スクエアには「レスター・スクエア・ガーデン」という緑地があり、映画館や劇場、レストランに囲まれた憩いの場です。観光客も地元の人々もここでリラックスしているようです。


園内には「Scenes in the Square」という彫刻が展示され、過去100年間の映画を象徴するキャラクターたちがいます。例えば、「メリー・ポピンズ(1964年の映画)」、「ジーン・ケリー1952年の「雨に唄えば」)、パディントン・ベア、ミスター・ビーン、ハリー・ポッターなど。


他には、チケット売り場の上に1929 年の映画「リバティ」からローレルとハーディ、オデオン・レスター・スクエア・シネマの屋上にバットマン、花壇の穴から飛び出しているバッグス・バニー、ビュー・ウエスト・エンド・シネマの壁を突き破っているワンダーウーマンなどがあります。
レスター・スクエア・ガーデンの近くに来たらぜひ探してみてください。

最近よく見かけるトゥクトゥク

ロンドンのにぎやかなエリアで最近よく見かけるトゥクトゥク。私がよく目にするのはピンク色のものですが、ピンクでなければ明るい色で装飾されたものが多く、大音量で音楽を流しながら街を走り回っているため、いつも人目を引いています。これらのトゥクトゥクはプライベートレンタル、市内ツアー、イベントなどで利用できるそうで、ユニークな思い出を作りたい人におすすめです。

これらのトゥクトゥクは人力三輪車(モーター搭載かもしれませんが)で、遠くからでもその存在がすぐにわかります。最初に見たときはびっくりしたけれど、街並みに活気を与えているようだし、乗客はゆったりと(多分笑)市内を観光または移動できるので、これからのロンドンの名物になるかもしれません。

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