最近のクリスマスに、ロンドン在住の子供からもらったプレゼントの中に「ドーント・ブックス(Daunt Books)のトートバッグがありました。
ハッチャーズは以前に訪れたことがありますが、ドーント・ブックスは行ったことがありませんでした。
そのバッグは深緑のキャンバスに、エドワード朝スタイルの店舗の外観と、ショーウィンドウに積み上げられた本が描かれています。
上品な深緑のバッグがすぐに気に入り、本が豊富に並ぶ本屋や図書館が好きな私は、ドーント・ブックスを訪れることに。
ドーントブックスとは?
ドーント・ブックス(Daunt Books)は、1990年にジェームズ・ドーント(James Daunt)によって設立されました。
最初は旅行書を扱う独特な書店でした。
(確かに階段を上がった長いギャラリー部分には旅行関連の本がぎっしりと陳列されていました。)
しかしながら、2010年には出版活動も始めるようになり、ジェームズ・ドーントはその後、Waterstones、および米国の大手書店チェーンBarnes & NobleのCEOとして活躍しました。
メリルボーンにあるドーント・ブックスの店舗は、1910年代初頭に建てられ、もともとはフランシス・エドワーズ書店(Francis Edwards)として知られる古書店でした。
この店舗のエドワード朝時代の豪華な内装や長いオークのギャラリーは、現在もそのままの姿で訪問者を魅了しています。
ドーントブックスへの行き方・最寄り駅
メリルボーン店への行くには「ベイカーストリート駅(Baker Street))」が最寄り駅になります。
べイカーストリート駅(Baker Street)から
1. べイカーストリート駅を出て、「Baker Street」を南西方向に進む。
2. しばらく進んで「St Paddington」が見えたら左折。
3. 「Marylebone High Street」が見えたら右折。
4. 右側を注意しながら進むと「ドーント・ブックス(Daunt Books)が見えてきます。
徒歩での移動は約5-7分程度です。
リージェントパーク駅から(Regent’s Park)
1. リージェント・ストリート駅を出て、「Portland Place」を南方向に進む。
2. 最初の交差点で「Devonshire Street」を右折。
3. 「Marylebone High Street」が見えたら左折。
4. 右側を注意しながら進むと「ドーント・ブックス(Daunt Books)が見えてきます。
ボンドストリート駅(Bond Street)から
1. ボンドストリート駅を出て「James Street」を北に進む(Selfridges側)。
2. 進んでいくと「Mandeville」→「Thayer Street」→「Marylebone High Street」に道の名前が変わります。
4. 右側を注意しながら進むと「ドーント・ブックス(Daunt Books)が見えてきます。「Waymouth Street」が右手に見えた後ぐらいです。
美しい内装にワクワク
店内は多くの人々が写真を撮影している様子が見受けられました(私もその一人)。
古い映画で見るような、自宅のライブラリー(図書室)のような雰囲気でワクワクしました。
特に、ギャラリーに上がるための狭い階段が狭くて隠れたような階段で、まるでプライベートな図書館にいるような気分になり、それが非常にツボでした。
並んでいる本は、他の一般的な書店でも見かけるものばかりです。
私は書店を訪れるたびに何冊かの本を購入する傾向がありますが、帰りの荷物が重たくなることを避けるため、今回は見送りました。
ドーントブックスのトートバッグ・エコバッグ
子供からもらったトートバッグと、色違い・サイズ違いがいくつか壁にかかっていました。
常に店員さんや選んでいる観光客の姿がその前にいたので写真を撮るチャンスはありませんでしたが、各バージョンがとても魅力的でした。
この書店を訪れてから、このバッグが私の心に強く印象づけられたようで、ロンドンを歩いていると、同じバッグを持つ人々に度々出会うこととなりました。
おわりに
エドワード朝のエレガントな内装の中で、新旧の本が美しく陳列されており、ロンドン特有の「古と新の調和」が感じられる書店です。
書籍だけではなく、店の歴史やロンドンの雰囲気が溢れるオリジナルのエコバッグも素敵です。
ロンドンを訪れるなら、ぜひドーント・ブックスにも立ち寄ってみてください。
とても幸せな気分になれます!