MENU

ロンドン地下鉄では当たり前「Mind the Gap」を覚えておきたい!

ロンドン 地下鉄 mind the gap

多くの人がロンドン旅行中に利用する地下鉄は、主要なヒースロー空港や数々の観光地にアクセスできます。

この地下鉄は「チューブ(tube)」や「アンダーグラウンド(underground)」としても知られており、乗車中に確実に耳にするフレーズが「Mind the Gap」です。

旅行者や日常の生活でチューブを利用するなら、このフレーズを覚えておくことは必須です!

目次

「Mind the Gap」とは何?どういう意味?

「Mind the gap」とは、直訳すると「隙間に注意」。

これは、電車とホームとの間の隙間や段差を警戒するためのものです。

ロンドンの地下鉄では、多くの駅のホームが曲線状で、ドアが開く位置によってはホームと車両の間に隙間ができることがあります。
特に、旅行者のような慣れていない人、小さな子供、足元の不安定な人々は、この隙間に特に注意が必要です。

このアナウンスは、電車とホームとの間に生じる隙間や段差に足を取られないよう、乗客に注意を促すために放送されています。

以下の画像は、とある駅の(どこだか忘れました)「gap」です。
ホームにも「Mind the gap」と書かれています。

ロンドン 地下鉄 mind the gap

車両の場所によって隙間の大きさが違います。
最大で離れているところなんて20センチぐらいありそうなので、気をつけないと危険です。

ロンドン 地下鉄 mind the gap
文字通り「Mind the gap」だと思います。
これは日本の地下鉄とは大きく異なる所です。

ロンドン 地下鉄 mind the gap

「マインド・ザ・ギャップ」は世界的に有名?

「Mind the Gap」は、ロンドンの地下鉄の代名詞とも言えるほど世界的に有名です。
ロンドンは多くの国からの観光客を迎える都市で、その独特のフレーズは多くの観光客によって家に持ち帰られます。

さらに、ロンドンのお土産ショップでは「Mind the gap」のデザインを取り入れた多くの商品が取り扱われており、観光客にはいつも人気です。

2023年5月の戴冠式の「Mind the gap」

さらに、「Mind the gap」は特別なイベントの際にカスタマイズされることも。

2023年5月のチャールズ国王とカミラ女王の戴冠式では、二人が全国の鉄道駅と地下鉄のアナウンスを特別に録音しました。

まず、チャールズ国王が、「私たち夫婦から皆様とご家族へ、素晴らしい戴冠式の週末をお過ごしください
(My wife and I wish you and your families a wonderful coronation weekend.)」

続いてカミラ女王、「どこへ旅行されても、安全で楽しい旅をお過ごしください
(Wherever you are travelling, we hope you have a safe and pleasant journey.)」

最後にチャールズ国王の締めくくり「そして忘れないでください、ギャップにご注意ください
(And remember, please mind the gap.)」

おわりに

ロンドンを訪れる際、この「Mind the Gap」のアナウンスは確実に耳にすると思います。
そんなとき、その意味と背景を知っていることでもっと深くロンドンを楽しむことができると思いますよ!

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次