イギリスのばらまきお土産ならスーパーで調達!

「お土産をたくさん買いたいけれど、予算が限られている」
「ばらまき」用のお土産を購入するなら、イギリス(もちろんロンドンも)のあちこちにある「スーパーマーケット」を利用するのがおすすめです。
イギリス人も日常的に利用するところだし、安くて面白いものをたくさん見つけることができます。
スーパーで調達できるおすすめのお土産をご紹介します。
バラマキ用のロンドン土産はスーパーマーケットで!
・紅茶
イギリスを訪れたなら、やはり「紅茶」。
紅茶のお土産はいつでも人気ですし、せっかく旅行に行ったなら、イギリスの「硬水」で淹れた「紅茶」を楽しんで観てください。(ホテルの部屋のポットで淹れた紅茶でさえ、私は「美味しい!」と感じます笑)
紅茶の種類も、English Breakfast、ダージリン、アッサムなど、種類がたくさんです。
イギリスのスーパーで購入できるおすすめのブランドは、
・トワイニング(Twinings)
・テイラーズオブハロゲイト(Taylors of Harrogate)
・ヨークシャーティー(Yorkshire Tea:テイラーズオブハロゲイトグループ)
・テトリー(Tetley)
です。
「ヨークシャ・ティー」の「デカフェ(カフェイン抜き)」
スーパー独自のブランドでは、
・M&S
・ウェイトローズ
がおすすめです。
「M&S」の「イングリッシュブレックファースト」
・ハーブティ・フルーツティ
紅茶と同様に種類が多いのが、ハーブティ、フルーツティです。
カモミールティ、ペパーミントティー、マンゴ&ストロベリー、レモン&ハニー・・・等等、豊富です。カフェインゼロのものばかりだし、ビタミンや、気分を鎮める効果など、美容や健康にもいいです。
1箱2ポンド程度なので、自分用に何箱か購入したり、お土産に1箱ずつ配ってもいいですね。
トワイニング
「ブルーベリー&アップル」
「マンゴ&ストロベリー」
トワイニング「カモミール」
テトリー
「レモン&ジンジャー(生姜)」
「ブルーベリー&ラズベリー」
Pukka「デトックス」
・ショートブレッド
これもおすすめなのですが、「ショートブレッド」は厳密にいうと「スコットランド」のお土産です。
・1700年代にスコットランドで印刷されたショートブレッドのレシピがある
・ショートブレッドでおなじみの「ウォーカーズ」はスコットランドのブランドである
・スコットランドで一番有名なキルトである「ロイヤルスチュワート」のタータン柄がパッケージに使われている
という理由からです。
「ウォーカーズ」のショートブレッド
でも、ショートブレッドは世界中で親しまれているし美味しいです。
ウォーカーズでもいいと思いますが、気になるなら、バッキンガム宮殿、フォートナム&メイソン、ハロッズ、もしくはスーパーマーケットのブランドといったショートブレッドがいいかと思います。
特に、M&Sではおしゃれな缶に入ったセットがお手頃です。
・チョコレート
イギリスはチョコレートの種類が豊富で、おいしいものが多いです。
私がおすすめするブランドはTerry’sのオレンジチョコレート。
包みを開けると、オレンジの形をしたチョコレートが現れます。
それだけじゃなくて、中身も1つ1つ房になっているのが面白い。
食べてみると、オレンジ味のチョコなのです。
これはお土産に最適ですし、私の家族も同僚もとても喜びました。
他には、陳列されているもので面白そうなものを買うといいかと思います。
キットカットの種類も多いです。
オレンジ味、ダークミント味、クッキー&クリーム味、トフィー味。
大袋を購入すれば、小さく分けて立派なばらまき用になります。
M&Sだと、おしゃれな箱や缶に入ったチョコレートがたくさんあります。
お土産用にうってつけです。
こんな小さなサイズの板チョコも可愛いです。
・ビスケット
イギリスはビスケットの種類も多く、ほとんどが安く購入できます。
イギリス人が普段購入するビスケットは、プラスチックのラップで包んであるだけのものが多いです。
そのため、スーツケースの中で崩れないように保護する必要があります。
缶や箱に入っているビスケットも過信しない方がいいです。
(以前、箱入りのセットを買ったら、ほとんどのビスケットが割れてしまったことがあります)
安いビスケットでおすすめなのが「Nice」ビスケット。
ご自分用に買ってホテルで食べてみてくださいね。
小さいパックが入ったビスケットもばらまき用におすすめです。
こちらはイギリスの子供がお弁当と一緒に持っていく小さいビスケット。
「ジャミー・ドッジャー」というビスケットのミニサイズです。
中にクリームとジャムが入っており、ハートが可愛いです。
・ファッジ
ファッジも、イギリスでは伝統的なお菓子です。
材料は砂糖、バター、ミルクなので、かなり甘くコクがあります。
キャラメルのように見えますが、簡単にかじることができます。
伝統的なお店に行くと、大きな塊になっているファッジを購入しますが、スーパーでは簡単に食べらるように「1口サイズ」になっています。
お茶菓子用にばらまいたり、1袋をそのままお土産にしてもいいですね。
・トフィー
トフィーは「ほとんどキャラメル」です。
おすすめは「ソーントンズ(Throntons)のトフィー。
箱を開けると、塊を砕いたトフィーがゴロゴロ入っています。
「つくりたて」いった姿が面白いかなと思います。
・クリスプス(ポテトチップス)
クリスプス(ポテトチップス)は安くて軽いので、お土産しても面白いと思います。
でも、かさばるのでスーツケースのスペースに余裕があるときに。
個人的におすすめなのが「Walker’s」 のクリスプス。
「チーズ&オニオン(Cheese & Onion)味」
それから「マーマイト(Marmite)味」
コクのあるポテトチップスだと思います。
(「マーマイト」の詳細は次の説明をご覧ください。)
「ポンベア(Pom Bear)」クマの形が可愛いです。
「7袋入り」です。
「サンバイツ(Sun Bites)」オニオンとローズマリーの味がおしゃれです。
ポンベアもサンバイツも、お酒のつまみとしてもいけます笑。
・マーマイト
「マーマイト」は、ビールを作る過程でできた副産物。
イーストからできており、健康的な食品としてイギリスでは認識されています。
トーストに塗って食べたり、サンドイッチに塗ったりして使います。
イギリス人でもマーマイトの味が苦手な人がいるので、もし購入するなら小さいサイズがおすすめです。(私は大好きです)
・ケーキ類
ティーケーキ
ビスケットの上にマシュマロ、それをチョコレートで覆ったお菓子。
森永のエンゼルパイを彷彿とさせるお菓子です。
「マクビティ(McVitie’s)」の「ジャファケーキ(Jaffa Cakes)」
オレンジのゼリーが乗ったスポンジをチョコレートでコーティングしたお菓子。
ドライなスポンジ、ちょっと固めのオレンジゼリーがチョコレートとマッチします。
「ミスター・キプリング(Mr. Kipling)」
キプリングは、イギリスのお菓子の会社。
色々と人気商品はあるのですが、有名なのが「バッテンバーグ(Battenberg)」
スポンジ、アプリコットジャム、マジパンのコンビネーションがくせになるお菓子です。
見た目にも可愛いのでお茶菓子用におすすめです。
「ミスター・キプリング」はこんなケーキもあります。
ミルクシェーキ風味なのですが、昔懐かしい「イチゴミルク味」のケーキです。
色は「ピンク・ピンク」しているのが健康的には見えませんが・・・笑。
・酒
イギリスに来たなら、スコッチウイスキーを買わないともったいないです。
「スコッチ」というからには、スコットランドの醸造所巡りをして購入するのが正統なのでしょうが、それでも、日本で購入するよりずっとお得です。
大きいボトルは、せいぜい1~2本ぐらいにしないと持って帰るのが大変です。
お酒好きの人に注文されていない限りは小さいサイズのウィスキーでもいいと思います。
女性への酒のお土産なら、「ベイリーズ(Baileys)」の「アイリッシュ・クリーム(Irish Cream)」がイチオシです!
アイリッシュウィスキーに、クリーム、砂糖、カカオが入っています。
キリリとしたウィスキーに、スムーズなクリームが上品にマッチして何杯でもいけます笑。
これは、くせになる美味しさです。
日本人は若くみられるので、お酒を購入するときにIDの提示を求められることがあります。
パスポートのような身分証明になるもの携帯しておくと便利です。
・ミント系のお菓子
イギリスには、ミントケーキというお菓子があります。
その昔、エベレスト登山したイギリス人がエネルギー補給のために携帯した食品だそうです。
湖水地方のミントケーキが有名です。
開けてみると、白い塊がゴロっと無造作に入っています。
かじってみると、ほろっと口の中で崩れます。
「甘い」と同時に、ミント味がしっかりしているので「甘すぎてもう食べられない」と感じる前に、どんどん食べてしまいそうです。
スーパーというよりも「お土産屋さん」で取り扱っていることが多いです。
見つけたら試してみてください。
これと似た感じのお菓子で「Bassett’s」の「ミントクリーム(Mint Cream)」というものがスーパーで購入することができます。
私は大好きなのですが、日本人には馴染みのない食感なのでしょうか、私の家族には不評でした。
スーパーでは「ミント・インペリアル(Mint Imperial)」というお菓子もあります。
ミント味の砂糖菓子で、口に入れてしばらく経つとホロホロっと崩れるのがくせになります。
「ミント・クリーム」も「ミント・インペリアル」も1ポンド程度なので、ご自分用に試してみるのもおすすめです。
おわりに
お土産に紅茶をおすすめしましたが、イギリスの紅茶はイギリスの「硬水」で淹れるから美味いとよく言われます。
そのため「日本でイギリスの紅茶を淹れても・・・」と言う人もいます。
でも、人によって紅茶の作り方は違いますし、砂糖、ミルク、レモン、生姜など、合わせるものもさまざまなので、細かいことを気にせずに「どうぞ!」と贈ってしまいましょう。