(この投稿は、2024年に更新しています)
ロンドンは、世界でも最も人気のある観光地の一つとして知られ、私は年間を通じて世界中から訪れる観光客に魅了されています。古き良きイギリスの風情を感じられる歴史的建造物や象徴的なランドマーク、世界クラスの博物館、そして活気ある街並みが共存するこの街は、何度訪れても私をワクワクさせてくれる特別な場所です。
ここでは「VisitBritain.org」のデータを参考に、2023年に最も多くの訪問者を集めたロンドンの観光スポットランキングトップ20をまとめてみました。無料スポット・有料スポットを合わせて訪問者の多い順です。データでは訪問者数は「正確」または「概算値」とされていますが、参考までに訪問者数も記しておきます。
このランキングはロンドンの観光のトレンドを知る上でとて興味深いと思いますし、日本のガイドブックが紹介する観光スポットと比べてみるのも面白いかもしれません!
ロンドン観光地ランキング20
1 . 大英博物館 ( British Museum )
無料 : 博物館 ( 5,820,860人)
大英博物館は1753年に設立され、世界で初めての国立公共博物館として公開されました。8百万点以上の収蔵品があり、世界各地の歴史や文化に関する膨大なコレクションを展示しています。特にエジプトやギリシャの古代文明、アッシリアやメソポタミア文明の遺物、さらにはローマや中世の芸術品などが注目されています。
館内には、象徴的な遺物としてロゼッタ・ストーンやエルギン・マーブル、古代エジプトのミイラが展示され、世界中から訪れる観光客を魅了しています。建物自体も名建築で、サー・ノーマン・フォスター設計によるガラス屋根の「グレート・コート」が特徴です。
大英博物館内のショップもとても充実しており、展示物にちなんだアイテムがたくさん揃っています。気になる展示物を見つけたらぜひ自分のお土産も探してみてください!
金曜日は20:30まで延長営業しています。
2 . 自然史博物館 ( Natural History Museum )
無料 : 博物館 ( 5,686,601人)
ロンドンの自然史博物館は1881年に独立した博物館で、元々は大英博物館の一部でした。建物はアルフレッド・ウォーターハウスの設計によるロマネスク様式で、壮麗な外観が特徴です。
博物館は、8000万点以上の標本を所蔵、植物、動物、化石、鉱物、人類の遺物など、自然界の多様な面を網羅しており、自然界の百科事典といってもいいほどの博物館です。
見どころには、恐竜の化石を展示した「恐竜ギャラリー」、天井に吊るされた青いクジラの骨格が印象的な「ヒンツェ・ホール」、貴重な宝石が並ぶ「ヴォールト」などがあります。
自然史博物館の建物はロマネスク建築の傑作として知られ、壮大なアーチや細部まで緻密に施された動植物や化石の装飾が随所に見られます。外観を彩るテラコッタのファサードは美観を保つだけでなく、ロンドンの大気汚染から建物を守る役割も果たしているそうです。建物そのものを探索するだけでも十分に楽しめると思います。
3 . テート・モダン ( Tate Modern )
無料 : 博物館 ( 4,729,444人)
テート・モダンは、現代美術と近代美術の最前線を体感できる、世界的に重要な美術館の一つです。イギリスの「テート・ギャラリー」の一部として、テート・ブリテン、テート・リバプール、テート・セント・アイヴスとともに、美術を通じて文化的ネットワークを形成しています。アート愛好家や、近現代美術を体験したい人にとっては、必見のスポットです。
パブロ・ピカソ、アンディ・ウォーホル、草間彌生、アンリ・マティス、サルバドール・ダリなど、名だたるアーティストの作品を収蔵しており、国際的な近代美術と現代美術を楽しむことができます。館内でのショップでは、個性的な展示にちなんだアイテムや現代アートをテーマにした商品が並んでおり観ているだけでも楽しめます。
テート・モダンの建物は、かつてのバンクサイド発電所を改装して誕生、むき出しのレンガや鉄骨構造といった産業的な特徴を残しながらも、ロンドンの象徴的な建築ランドマークとなっています。かつての発電所のタービンが置かれていた広大なスペース「タービンホール」では大規模なアート展示やイベント会場として活用されています。展望階からは、セント・ポール大聖堂やテムズ川など、ロンドンの美しいスカイラインを一望できるパノラマビューが楽しめます。
4 . ナショナル・ギャラリー ( National Gallery )
無料 : 美術館・博物館 ( 3,096,508人)
ナショナル ギャラリーは、世界で最も有名な美術館の一つです。トラファルガー広場の正面に位置し、アクセスの良さからロンドンの文化的景観の中心ともいえる存在です。
ナショナル・ギャラリーは、13世紀半ばから1900年頃までの西洋絵画の傑作を約2,300点以上所蔵しており、ミケランジェロ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロ、クロード・モネ、フィンセント・ファン・ゴッホ、レンブラント、J.M.Wターナー、ジョン・コンスタブルなど、世界的に有名な画家たちの作品が含まれています。美術愛好者にとってはもちろん、一般の観光客にとっても「どこかで見たことがある」と感じるような名作が揃っています。
建物自体も魅力の一つで、ウィリアム・ウィルキンスが設計した新古典主義建築であり、壮大なファサードと美しい内装が訪問の際の体験をさらに豊かにしてくれます。また、館内のショップも充実しており、展示作品をモチーフにした版画、書籍、文房具、インテリアアイテムなどが揃っています。ナショナルギャラリー限定の美しい商品やユニークなギフトを探すのもとても楽しいと思います。
見学の後には、目の前のトラファルガー広場で一息つくのがおすすめです。
5 . ヴィクトリア&アルバート博物館 ( Victoria and Albert Museum )
無料 : 博物館 ( 3,089,434人)
ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)は、応用美術、装飾美術、デザインの分野で世界的に有名な博物館であり、その規模は最大級といわれています。所蔵する常設コレクションは230万点以上にのぼり、5000年にわたる人類の創造性を反映しています。コレクションには、陶磁器、ファッション、テキスタイル、家具、写真、彫刻など、多岐にわたるジャンルの作品が含まれています。「ティプーの虎」や「キャスト・コート」、「ラファエロのカートゥーン」、「アルダビール絨毯」などが見どころです。
V&Aの建物自体も美しいヴィクトリア朝建築で、展示物だけでなく、クロムウェル・ロードに位置する壮大なアーチ型の正面入口や、美しいモザイク床、博物館中央のジョン・マデイスキー庭園、色鮮やかな陶磁器タイルと繊細な鉄細工で装飾された階段など、必見の価値があります。
V&A内のショップでは、博物館限定のアイテムや展示にちなんだギフト、アパレル、ジュエリー、小物など、美しい商品が豊富に揃っています。
6 . 科学博物館 ( Science Museum )
無料 : 博物館 ( 2,956,886人)
科学博物館(サイエンス・ミュージアム)は、科学と技術に特化した世界的に著名な博物館の一つです。最寄り駅はサウス・ケンジントンで、自然史博物館やヴィクトリア&アルバート博物館の近くに位置しています。
この博物館では、アポロ10号の司令モジュールやスティーブンソンのロケットを含む30万点以上の収蔵品を展示しています。「ワンダーラボ」や「パワーアップ」といったインタラクティブなギャラリーでは、科学を実際に体験することができます。さらに、4台分の二階建てバスの高さを誇るスクリーンで没入型の3Dドキュメンタリーを上映するIMAXシアターも見どころの一つです。
館内のショップには、科学をテーマにした教育的なおもちゃやガジェット、ロボット、ゲーム、パズル、化学セットなど、科学と技術にインスパイアされた商品が幅広く取り揃えられています。ここでしか手に入らない限定アイテムやユニークなギフトも充実しています。
7 . ロンドン塔 ( Tower of London )
15 ポンド以上 : 城塞 ( 2,791,834人)
ロンドン塔は1078年にウィリアム征服王によって建てられ、その後、王宮、刑務所、財宝庫、動物園など多くの役割を果たしてきました。建物は二重の防御壁と堀に囲まれ、歴史的価値が高く、ユネスコ世界遺産にも登録されています。
最も有名な見どころは、王冠の宝石を収めた「王冠の宝石展示」、ウィリアム征服王によって建てられた「ホワイトタワー」、囚人たちが収監されていた「ブラッディタワー」です。また、中世の王室の生活を再現した「中世の宮殿」や、歴史的な拷問が紹介される展示も見逃せません。ロンドン塔では、アン・ブーリンやキャサリン・ハワード、レディ・ジェーン・グレイなど歴史的に有名な人物が処刑されました。また、現在もカラスが塔を守るという伝説があり、観光客はその姿を見ることもできます。「ビーフイーター」として知られる衛兵によるガイドツアーに参加するのも楽しいと思います。
8 . サマセット・ハウス ( Somerset House )
無料 : 歴史的建造物 ( 2,727,677人)
サマセットハウスは、ロンドンのストランド沿い、テムズ川を見下ろす新古典主義建築の壮大な建物です。1547年にサマセット公爵エドワード・シーモアが建設し、18世紀にウィリアム・チェンバース卿による設計で現在の建物に再建されました。王宮や政府庁舎として利用された歴史を持ち、今では美術展やコンサート、映画上映などが行われる文化の中心地となっています。
美術館では、アート、デザイン、文化に関するさまざまなワークショップや講演が行われたり、冬にはアイススケートリンク、夏には野外映画館が設けられます。館内には、カフェやレストランがいくつかあり、館内のショップでは、ユニークなギフト、書籍、アートにちなんださまざまな商品を販売しています。
9 . グリニッジ王立博物館 ( Royal Museums Greenwich )
無料 : 博物館 ( 2,506,962人)
グリニッジ王立博物館は、ロンドンのグリニッジ地区に位置する4つの博物館(国立海洋博物館、王立天文台、クイーンズハウス、カティーサーク)の集合体です。これらの施設では、海洋の歴史、天文学、芸術、航海について多岐にわたる探究が可能です。また、ユネスコ世界遺産に登録されており、本初子午線の通る特別な場所でもあります。
国立海洋博物館では、ネルソンのトラファルガーコートやグレートマップなどを通じて、英国海軍の豊かな歴史を学べます。
王立天文台は、本初子午線が通ることで知られ、地球の時間基準となる場所です。計時や天文学の歴史を象徴する歴史的な観測器具も展示されています。
クイーンズハウスでは、美しい建築とともに、エリザベス1世の無敵艦隊の肖像画などの名画を鑑賞できます。
カティーサークでは、歴史的なクリッパー船を通じて航海や帆船時代の興味深い物語に触れることができます。
10 . キュー王立植物園 ( Royal Botanic Gardens, Kew )
15 ポンド以上 : 庭園・植物園 ( 1,974,295人)
キュー王立植物園(Kew Gardens)は、ロンドンのリッチモンドに位置するユネスコ世界遺産に登録された著名な植物園です。その歴史は18世紀にまで遡り、1759年、オーガスタ王妃により設立された9エーカーの庭園が始まりです。それ以後は、国王ジョージ3世による土地の統合や、1840年の政府管理への移管などを経て、世界有数の植物研究拠点へと成長しました。
庭園内には、1848年完成の「パームハウス」や世界最大のヴィクトリア時代の温室「テンペレートハウス」、18世紀建造の「グレートパゴダ」、歴史ある「キューパレス」などの建造物があります。
園内には、50,000種以上の植物が展示され、訪問者は「プリンセス・オブ・ウェールズ温室」で10種類の気候を体験したり、「ウォータリリーハウス」で巨大な水草を鑑賞したりできます。また、「ハイブ」では蜜蜂の生態系を学んだり、「トレトップウォークウェイ」で空中から庭園の景観を楽しんだりすることもできます。
11 . ウェストミンスター寺院 ( Westminster Abbey )
15 ポンド以上 : 現役の礼拝所 ( 1,587,866人)
ウェストミンスター寺院は、ロンドン中心部に位置する10世紀創建の歴史的な教会で、イギリスの歴史と文化を象徴する建築物です。1066年のウィリアム1世の戴冠以来、英国の君主の戴冠式が行われる場所で、多くの王族の結婚式や葬儀も執り行われてきました。また、エリザベス1世やメアリー・ステュアート女王など、多くの王族が埋葬されています。
建物は13世紀にヘンリー3世によってゴシック様式で再建され、美しいステンドグラスや緻密な石細工、そびえ立つ尖塔が特徴です。「詩人のコーナー」では、ジェフリー・チョーサーやチャールズ・ディケンズなどの文学界の巨星を称えています。
「戴冠の椅子」や壮麗な「ヘンリー7世礼拝堂」、第一次世界大戦の戦死者を追悼する「無名戦士の墓」、歴史ある八角形の「チャプターハウス」や静寂な「回廊」などが見どころです。
12 . セント・ポール大聖堂 ( St Paul’s Cathedral )
15 ポンド以上 : 現役の礼拝所 ( 1,499,575人)
セント・ポール大聖堂はロンドンの象徴的な建築物で、歴史的・宗教的・文化的に重要な場所です。現在の大聖堂は1666年のロンドン大火で焼失した中世の建物に代わり、クリストファー・レン卿によって設計され、1710年に完成しました。特にその壮大なドームは世界最大級で、ロンドンのスカイラインを象徴する存在です。
訪問者は、内部の華麗な装飾を鑑賞できるほか、ドーム内のささやきの回廊(Whispering Gallery)、石の回廊(Stone Gallery)、黄金の回廊(Golden Gallery)へ登り、ロンドン全体の景色を楽しめます。また、地下の地下室(Crypt)には、ネルソン提督やウェリントン公爵、設計者のレン卿などの著名人の墓があります。
戦没者を追悼するアメリカ記念礼拝堂や、精緻な木工が美しいクワイア(Quire)、そして公式行事に使用される壮麗な西門(Great West Door)があります。
13 . 大英図書館 ( British Library )
無料 : 博物館・美術館 ( 1,390,378人)
大英図書館はイギリスの国立図書館で、170万点以上の蔵書を誇る世界最大級の図書館です。1973年に設立され、1997年にロンドンのセント・パンクラス地区に現在の建物が完成しました。この建築は現代的なデザインで、都市のランドマークとしても注目されています。
大英図書館の中央にある背の高い本棚は、キングス ライブラリー タワーとして知られています。この印象的な 6 階建てのガラス張りの建物には、ジョージ 3 世が収集した 65,000 冊の印刷本が収められています。近くで見ると圧倒的な高さです。また、「トレジャーズ・ギャラリー」でのマグナ・カルタ、レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿、ビートルズの歌詞の原稿、歴史的文書や地図を展示する「サー・ジョン・リットブラット・ギャラリー」なども見どころです。
14 . ナショナル・ポートレート・ギャラリー ( National Portrait Gallery )
無料 : 肖像画美術館 ( 1,164,018人)
ナショナル・ポートレート・ギャラリーは、イギリスの著名な歴史的人物の肖像画を専門とする世界初の美術館として1856年に設立されました。1896年に現在のトラファルガー広場近くのセント・マーティンズ・プレイスに移転し、以降も複数回の改修を経て発展を続けています。
ギャラリーにはエリザベス1世、ウィリアム・シェイクスピア、チャーチルらの肖像を含む、絵画、写真、彫刻など幅広い作品が所蔵されています。特に、チューダー時代やビクトリア時代のギャラリーは見どころで、歴史を通じて重要なイギリスの人物像を堪能できます。また、現代の著名人の肖像が展示されたコンテンポラリーコレクションも注目です。
15 . テート・ブリテン ( Tate Britain )
無料 : 美術館 ( 1,091,218人)
テート・ブリテンは1897年に設立されたイギリス美術専門の美術館で、ロンドンのミルバンク(旧ミルバンク刑務所の跡地)に位置します。建物は壮麗な建築美を誇り、2000年にテート・モダンと区別するために現在の名称に改名されました。
16世紀から現代までのイギリス美術を網羅し、J.M.W.ターナー、ジョン・コンスタブル、ウィリアム・ブレイクらの作品を収蔵しています。特にターナー作品の最大コレクションやラファエル前派の展示が見どころで、近代英国美術やデュヴィーン・ギャラリーの大規模インスタレーションも必見です。
16 . タワー・ブリッジ ( Tower Bridge )
10.00-14.99 ポンド : 歴史的建造物 ( 960,670人)
タワー・ブリッジは1894年に完成したロンドンの象徴的な建造物で、ゴシックとヴィクトリア様式が融合したデザインが特徴です。橋は跳ね橋(バスキュール橋)と吊り橋の機能を組み合わせており、当時賑わっていたロンドン港の船舶交通を維持しつつ道路交通の便を図る目的で設計されました。
観光客は「タワー・ブリッジ・エキシビション」で建設の歴史を学び(中に入ることができます)、高所のガラス床の歩道からロンドンの景色を楽しめます。また、ヴィクトリア時代の蒸気エンジンが展示されたエンジンルームを見学できます。タイミングが合えば橋の跳ね上げも見ることができます。
17 . ホーニマン公立博物館&公園トラスト ( The Horniman Public Museum & Public Park Trust )
無料 : 博物館 ( 924,480人)
ホーニマン博物館と庭園は、1901年に紅茶商フレデリック・ジョン・ホーニマンによって設立されました。建物はチャールズ・ハリソン・タウンゼンド設計のアーツ・アンド・クラフツ様式が特徴で、拡張部分も含めた多様な展示施設を備えています。
博物館には人類学、楽器、自然史の分野で国際的に重要な35万点以上のコレクションが収蔵されており、自然史ギャラリーのセイウチや音楽ギャラリーの楽器が見どころです。体験型の展示や水族館、蝶温室、16エーカーにわたる庭園での薬草園や動物ウォークも探索できます。
18 . 旧王立海軍兵学校 ( Old Royal Naval College )
15 ポンド以上 : 歴史的建物 ( 843,175人)
旧王立海軍兵学校は、ヘンリー8世とエリザベス1世が生まれたプラセンティア宮殿の跡地に建てられました。1696年から1712年にかけてクリストファー・レンの設計で海軍兵士のための病院として建設され、1873年から1998年まで海軍士官学校として使用されました。
建物はバロック様式の傑作で、特に「英国のシスティーナ礼拝堂」と称されるペインテッド・ホールが見どころです。現在はユネスコ世界遺産の一部として、展示やイベントが行われる文化的な観光地となっています。
19 . ロンドン帝国戦争博物館 ( Imperial War Museum London )
無料 : 博物館 ( 841,575人)
ロンドン帝国戦争博物館(IWM)は、近代的な戦争が人々や社会に与えた影響を展示する博物館です。1917年に設立され、当初は第一次世界大戦の英国と帝国の戦争努力を記録する目的で開館しました。1936年から現在のラムベス・ロードの建物に所在し、その建物自体も建築的に重要です。
館内では、戦争に関連する兵器、軍用車両、制服、個人的な物語など、膨大なコレクションを展示しています。見どころには、第一次・第二次世界大戦のギャラリー、ホロコースト展示、秘密戦争展示などがあります。
20 . シェイクスピア・グローブ ( Shakespeare’s Globe )
15 ポンド以上 : 歴史的建物 ( 799,942人)
シェイクスピア・グローブは、1599年にウィリアム・シェイクスピアの劇団によって建てられたオリジナルのグローブ座の復元劇場です。オリジナル劇場は1613年に火災で焼失し、その後再建されましたが、1644年に取り壊されました。現代の復元劇場は、1997年に開館し、シェイクスピア時代の演劇体験を再現しています。
シェイクスピア・グローブのオープンエア劇場では、シェイクスピアの戯曲を生演奏と共に観劇できます。「グラウンドリング」と呼ばれる立見席で舞台に近い距離で体験でき、座席エリアでも快適に観賞できます。屋外で行われるため、天候の変化も含め、シェイクスピア時代の劇場文化を再現した独特の雰囲気を楽しめます。また、ガイド付きツアーやワークショップを通して、劇場の歴史やシェイクスピア作品について学ぶこともできます。